
確定申告をしよう!
「ふるさと納税」は好きな自治体に寄附をして、税金が 還付・控除 される上に返礼品がもらえるお得な制度です。
しかし、税金の 還付・控除 を受けるためには 確定申告 をしないといけません!
確定申告と聞くと、難しそうで面倒臭いイメージがありますよね。
ということで、今回の記事では簡単に確定申告についてまとめてみました。
もうすぐ確定申告の時期ですので、ぜひ参考にしてみてください。
確定申告が必要な方
・個人事業主や不動産収入がある方などの、もともと確定申告が必要な方 ・「ワンストップ特例制度」の条件に適合しない方や、申請書提出期限(2019年1月10日)に間に合わなかった方
※「ワンストップ特例制度」とは、「ふるさと納税先が1年間で5自治体以内」かつ「もともと確定申告をする必要がない給与所得者」が利用できる制度です。
※ちなみに「既にワンストップ特例制度で申請を出してしまったけど、他の控除を利用するために確定申告をする」という方は注意してください!
確定申告をしてしまうと、済ませたワンストップ特例制度が無効になってしまいます!
つまり、寄附をしたのにもかかわらず、控除が受けられなくなります。
ワンストップ後に確定申告をする場合は、改めて「ふるさと納税(寄附金控除)の申告」をしてください!
確定申告の期限は?
平成30年分の確定申告の期間は 2019年2月18日(月)~2019年3月15日(金)までです。
期限までに提出できるように早めに準備しましょう。
確定申告の方法
1. 確定申告に必要なものを揃える
・「寄附金受領証明書」 ・「源泉徴収票」 ・「還付金受取用の口座番号」 ・「マイナンバーカード」or「マイナンバー確認書類 & 身分確認書類(運転免許証など)」 ・「印鑑」 ※ゴム印は使えません。
2. 申告書を入手する
申告書は税務署の窓口で受け取れます。 申告書は全国共通なのでどこでもらっても大丈夫です。 ネット環境が整っているなら、 「国税庁のホームページ」 で申告書等をダウンロードできます。
また、 国税庁のホームページ内の 「確定申告書等作成コーナー」 では、サイト内で直接入力してプリントアウトしたり、「e-Tax」を利用して申告書を作成することもできます。
「e-Tax」を利用する場合は、電子証明書が組み込まれている「マイナンバーカードor住民基本台帳カード」と、各カードに対応した「ICカードリーダライタ」が必要ですので事前にご用意ください。
3. 申告書を作成して提出する
手書きの場合は必要項目を記入して、管轄の税務署に郵送するか直接窓口に提出します。 国税庁のホームページで直接入力してプリントアウトした書類も手書きと同様です。
「e-Tax」を利用する場合は、指示に従って必要項目を入力して、そのまま送信するだけです。 本人確認書類等の提示、コピーの添付は必要ありません。
還付申告とは?
「還付申告」とは、 確定申告書を提出する義務のない人 でも、確定申告をすることで納めすぎた税金の還付をうけることができる制度です。
期限は確定申告より期間が長く、 翌年の1月1日から5年以内に手続きを行うことで、控除を受けることができます。
必要なものや提出先も確定申告と同じです。
期間:2019年1月1日 ~ 2023年12月31日
確定申告を忘れたら?
確定申告で「ふるさと納税の寄附金控除」の申告を忘れた場合でも、確定申告書の提出期限から5年以内に「更正の請求」という手続きを行うことで、寄付金控除の適用を受けることができます。
ただし、審査がありますので、不安な方は税務署の職員にお聞きください。
更正の請求に必要な 「更正の請求書」 は、 確定申告書と同じように税務署の窓口や、国税庁のホームページから入手できます。